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なるほどヒヨコ

宇宙なのに、なぜ「船」外活動?

国際宇宙ステーションと金井飛行士=NASA・JAXA提供

 <ヒヨコの質問しつもん記者きしゃこたえる>

     ◆こたえ 宇宙船うちゅうせんのイメージがう 司令官しれいかんも「船長せんちょう」と

     宇宙飛行士うちゅうひこうしが、国際宇宙こくさいうちゅうステーション(ISS)のそと活動かつどうすることを「船外活動せんがいかつどう」とうけど、なぜ「ふね」なんだろう?

     最近さいきんでは今年ことしがつ金井宣茂かないのりしげさんがISSのそと作業さぎょうをしています。宇宙空間うちゅうくうかん活動かつどうすることを、英語えいごで「extravehicular activity」とい、「EVA」とりゃくしています。宇宙うちゅうではひと移動いどうやものの輸送ゆそう使つかものを「space vehicle(宇宙機うちゅうき)」とぶことがあり、EVAは「ものそとでの活動かつどう」という意味いみです。

     日本人にっぽんじんでは1997ねん土井隆雄どいたかおさんがはじめてEVAを経験けいけんしましたが、92ねん毛利衛もうりまもるさんがアメリカのスペースシャトルにはじめて搭乗とうじょうしたときには、すでに「船外活動せんがいかつどう」とやくされています。

     どうしてなの?

     宇宙航空研究開発機構うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこうJAXAジャクサ筑波宇宙つくばうちゅうセンターにいてみました。

     スペースシャトルの飛行ひこうはじまった80年代初ねんだいはじめまで、アメリカ航空宇宙局こうくううちゅうきょくNASAナサ)は宇宙空間うちゅうくうかん活動かつどうすることを「space walk(宇宙遊泳うちゅうゆうえい)」とっていたそうです。でも実際じっさいは、宇宙空間うちゅうくうかんをふわふわただよっているのではないことから、90年代ねんだいにはEVAというかた定着ていちゃくしました。直訳ちょくやくすると「機外活動きがいかつどう」になりますが、これではかりにくいのと、そのまえからよく使つかわれていた「宇宙船うちゅうせん」という言葉ことばのイメージにスペースシャトルがうので、「船外活動せんがいかつどう」とやくしたのではないかということです。みみいただけでは、「機外きがい」が「危害きがい」と誤解ごかいされるおそれがあるという意見いけんもあったそうです。

     そういえば、日本人飛行士にっぽんじんひこうしがISSの「船長せんちょう」になるというニュースもあったね。

     2020ねんにISSに星出彰彦ほしであきひこさんですね。英語えいごでは「commander(コマンダー、司令官しれいかん)」ですが、JAXAジャクサは「船長せんちょう」とやくしています。大航海時代だいこうかいじだいのように、人類じんるい広大こうだい宇宙うちゅうしていくイメージがわきますね。

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