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世界の雑記帳

「アンネの日記」の封印ページを解読、内容はジョークと性教育論

 5月15日、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)で犠牲となったアンネ・フランクの日記の中で、封印されている2ページの内容をオランダの研究機関が解読し、古典的なジョークと、性教育に関する考えが記されていたことが分かった。写真は昨年2月クロアチアでの展示会のようす(2018年 ロイター/Antonio Bronic)

 [アムステルダム 15日 ロイター] - ナチスドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)で犠牲となったアンネ・フランクの日記の中で、茶色い紙で封印されている2ページの内容をオランダの戦争・ホロコースト研究機関が高解像度カメラと近代ソフトウエアを使って解読した。その結果、このページが書かれたのは13歳のときで、古典的なジョークと、性教育に関する考えが記されていたことが分かった。

     封印されたページの日付は1942年9月28日。アンネは潜伏に入る直前となった6月、誕生日のプレゼントにこの日記帳をもらっている。

     ジョークの一つは妻の浮気を疑う夫の話で、家捜ししたところ押入れで全裸の男を見つけ、何をしているのか問うと「信じられないかもしれないが、路面電車を待っている」と答えたと書かれている。このほか、月経の概要や性交渉の仕組み、売春について聞き知ったことなどを記述している。

     アムステルダムの博物館アンネ・フランクの家のロナルド・レオポルド館長は、アンネは日記の他の箇所でも性的成熟に触れており、これらのページは衝撃的でも驚きでもないと指摘。ページを封印した理由については、「おそらく、父母や家族など、共に潜伏していた人たちが日記を見つけて読むことを恐れたのだろう」と推察した。

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