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大相撲夏場所

遠藤“恩返し”豪栄撃破!横綱、大関に今場所初めて土つけた(スポニチ)

大相撲夏場所3日目(2018年5月15日 両国国技館)

 新三役の小結・遠藤が、豪栄道に“恩返し”を果たした。場所前の出稽古で胸を借りた大関相手に主導権を握り、肩透かしで勝負を決めた。初日から安泰だった横綱・大関陣に初めて土をつけ、新三役で白星を先行させた。連覇を狙う鶴竜、休場明けの白鵬の両横綱は危なげなく3連勝。大関獲りの関脇・栃ノ心も全勝を守った。

     大関を撃破しても、支度部屋では淡々としていた。だが、粘り強い相撲で館内を沸かせた内容には納得していた。「良かったです。気持ち良かったです」。素直に喜びの言葉を口にした。

     豪栄道には場所前の境川部屋への出稽古で胸を出してもらった。2日間にわたって稽古をつけてもらい、立ち合いの圧力に圧倒された。だが、一発勝負の本場所では違った。右足から踏み込んで相手の出足を止めると、引きに乗じて前に出た。はたかれても我慢。左おっつけで横向きにすると、直後の肩透かしで大関を前に落とした。「恩返しできたのでは」との質問には無言だったが、新三役の場所で成長した姿を見せつけた。

     真っ向勝負でつかんだ白星。八角理事長(元横綱・北勝海)は「立ち合いが良かったから押せた。いなそうという気持ちがなく、迷いがなかった」と評価した。土俵下で審判長を務めた藤島親方(元大関・武双山)も「前に出る圧力と粘りで、(豪栄道に)引かせたのでしょう。力強い相撲だった」と攻めの姿勢を勝因に挙げた。

     豪栄道には14年春場所の初対戦から4連敗したが、そこから4連勝で対戦成績を五分にした。2日目の新三役1勝に続いての白星は勢いを感じさせた。「まあ、これからだと思う」。うまさに力強さが加わってきた人気力士は、まだまだ観衆を魅了していく。(スポニチ)

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