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タミフル

10代解禁へ 異常行動、服用原因否定 厚労省

抗インフルエンザ薬「タミフル」=中外製薬のホームページより

 服用後の飛び降り死亡事故が2007年に起きたインフルエンザ治療薬タミフルについて、厚生労働省は16日、10代への原則使用禁止を解除する方針を決めた。同日の専門家会議が、異常行動はタミフルに限った現象ではないと判断した。同省は、今年秋までに注意書きを改訂するよう製薬会社に求める方針。

     07年2月、中学生が自宅マンションから転落死する事故が2件あったことを受け、厚労省は翌月から10代に処方しないよう医師に求めてきた。その後の8年間では、タミフルを含む四つの治療薬で、服用後の異常行動のため成人を含む8人が死亡している。

     一方、厚労省研究班の調査などによると、服用の有無や薬の種類に関わらず、インフルエンザにかかると異常行動が起きていた。9歳未満の子どもでも多かった。

     これを受け、専門家会議は今回、タミフルに限定しての禁止措置を取りやめるよう提言した。ただし「インフルエンザ治療薬と異常行動との因果関係は不明」だとして、異常行動による危険を予防するため、服用後の注意喚起を続けるよう求めた。

     厚労省は、子どもや未成年がインフルエンザにかかった時、薬の服用に関わらず少なくとも2日間は子どもを1人にしないことや、ベランダに面していない部屋で寝かせることを呼びかけている。【熊谷豪】

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