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アートの扉

風間サチコ ディスリンピック2680 社会の狂気照らす

 牧歌的な丸木美術館の展示室に入ると、巨大な黒と白の世界が目に飛び込んでくる。木版画で現代社会のゆがみを描いてきた作家が、優生思想から着想を得たのが本作だ。

 架空の都市で、近い未来に開催される五輪「ディスリンピック2680」の開幕式典。スタジアムの中央にそびえる祭壇のような場所では、各層でウサギ跳びやブリッジをする人が描かれ、頂には人力で支える巨大な日の丸が翻る。

 狂気に満ちた世界の細部は戯画的だ。建設途中であり、廃虚でもあるような右側のスタンド。ポンプ車から流…

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