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加計文書

「疑念残らぬように」与野党、説明求める声

「首相が2015年2月に」愛媛県の文書が国会に提出

 安倍晋三首相が2015年2月に加計学園獣医学部新設の計画を学園理事長から直接、聞いていたとする愛媛県の文書が国会に提出され、野党は「昨年1月20日に計画を知ったとの首相答弁は虚偽だった」と一斉に反発した。首相の国会答弁の信ぴょう性が疑われる事態となり、与党幹部からも首相に説明を求める声が上がった。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は記者団に「国民を欺くことに近い。うそをうそで上書きして、書き直そうとしても無理ということだ」と首相の対応を批判した。

 共産党の小池晃書記局長は「首相の進退にかかわる重大な文書だ。どういうことだったのか自分の言葉で語ることが必要だ」と強調した。

 新文書の国会提出後、辻元氏は自民党の森山裕国対委員長と会談した。理事長の加計孝太郎氏と柳瀬氏の証人喚問、愛媛県の中村時広知事の参考人招致を求めた。22日午前には、野党6党派の幹事長・書記局長らが会談し、対応を協議する。

 与党は21日午前、日本維新の会、希望の党と働き方改革関連法案の修正で合意し、衆院通過の環境を整えた。同日昼の政府・与党連絡会議では「今週はヤマ場」だと引き締めを図ったばかりだった。新文書がその直後に提示され、自民党幹部は「野党に格好の材料を与えてしまった」と頭を抱えた。

 自民党の二階俊博幹事長は記者団に「機会を得てわれわれも聞いてみたいが、疑問、疑念が残らないようしっかり対応をしていきたい」と述べた。公明党の石田祝稔政調会長も「国民の中でストンとふに落ちていないと思う。国会の中でしっかりと説明しなければいけない」と語り、首相自身が説明すべきだとの考えを示した。

 首相は21日夕、首相官邸を出る際、記者団から「15年2月に(計画を)聞いていたのですか」と問われたが、無言のまま官邸を後にした。【竹内望、立野将弘】

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