マドゥロ氏、野党分断効く 「敵失」で再選
【カラカス山本太一】ハイパーインフレや生活品不足などの経済混乱が続く南米ベネズエラの大統領選で、反米左派「統一社会党」のマドゥロ大統領(55)が再選を果たしたのは、野党側の足並みの乱れという「敵失」も大きかった。国際社会の圧力を「頼みの綱」とするしかない野党の苦境が目立つ。
「大統領選には違法行為の証拠がある」
選挙をボイコットした国会多数派の野党連合「民主統一会議」のオマル・バルボサ国会議長は21日の記者会…
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