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本はともだち

こどもの本総選挙 最強の一冊は 「ざんねんないきもの事典」1位

子どもたちと記念撮影に応じる又吉直樹さん(前列左から4人目)=東京都荒川区で

 「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」の結果発表会が5日、東京都荒川区立図書館「ゆいの森あらかわ」であった。芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹さんもアンバサダーとして登場。12万人の小学生が選んだ「最強の一冊」とは--。

     栄えある1位は、今泉忠明さん監修の「ざんねんないきもの事典」(高橋書店刊)。司会の女性がアナウンスすると、会場は拍手に包まれた。紫外線を浴びると光るサソリや、敵に襲われると死んだふりをするオポッサムなど、122種の不思議な生物の生態を紹介し人気を集めている。

     この作品に投票した小学6年の田辺恭輔さんは「ザリガニは食べ物で体の色が変わる話が印象に残っています」と感想を述べた。出席した今泉さんは「この本のテーマは進化。残念でも、必ずしも進化しなくても生き延びている動物はたくさんいます」と受賞を喜んだ。

     創立70周年を迎えたポプラ社が、子どもたちに面白い本と出合える機会を作り、本を身近に感じてもらおうと企画。昨年11月~今年2月に、書店や図書館などに投票用紙を配布し「自分の一番好きな本」を募集したところ、12万8055通の応募があった。

     又吉さんは「子どもの頃から本を読むのが大好き。授業中に関係のない本を読んでいて、先生に『注意しにくい』と言われたことがあるんです」と会場の笑いを誘いながら、感想を述べた。さらに、子どもたちに向け「本を読んで友達と感想を言い合えるのも楽しいし、本を読んで自分がどう思ったか(の感想)も大事にしてほしい」とアドバイスした。【坂根真理】


    ベスト10の作品

     <1>ざんねんないきもの事典(今泉忠明監修)

     <2>あるかしら書店(ヨシタケシンスケ著)

     <3>りんごかもしれない(ヨシタケシンスケ著)

     <4>続ざんねんないきもの事典(今泉忠明監修)

     <5>おしりたんてい かいとうVSたんてい(トロル作・絵)

     <6>おしりたんてい いせきからのSOS(トロル作・絵)

     <7>このあとどうしちゃおう(ヨシタケシンスケ著)

     <8>ぼくらの七日間戦争(宗田理作・はしもとしん絵)

     <9>ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(広嶋玲子作・jyajya絵)

    <10>りゆうがあります(ヨシタケシンスケ著)


     「本はともだち」は毎月第4水曜日に掲載します。

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