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本はともだち

船の仕事、丹念に描く 「かもつせんのいちにち」

 福音館書店が発行する月刊誌「かがくのとも」の2018年3月号「かもつせんのいちにち」(谷川夏樹作・絵)が、月刊誌としては異例の9万部を超える売れ行きで注目を集めている。

     「かもつせんのいちにち」は、国内の港を行き来し、資材や砂利、貨物の運搬を担う「内航船」の一日を描いた絵本だ。一度に大量の貨物を運ぶ内航船は、国内物流の要として人々の暮らしを下支えしているが、存在はあまり知られておらず、海運業界は慢性的な船員不足に悩まされている。

     絵本は丹念な取材に基づき、船や港の仕組み、携わる人々などを明るいタッチで描く。船の仕事を魅力的に伝えていることから、発行前から海運関係者を中心に話題を集め、各地の海運組合が小学校や保育園に寄贈する動きも。福音館によると通常、月刊誌を重版することはないが、今回は2月の発行直後から問い合わせや注文が相次ぎ、重版を決めたという。

     県を通じて1000冊を寄贈した高知県海運組合は「絵本を通して、小さい頃から海や船の仕事を身近に感じてほしい」と話している。【塩田彩】

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