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「減塩外来」を開設した渡辺尚彦医師。30年以上前から携帯型の血圧計を装着し、血圧の動きを記録し続けている=千葉県柏市の聖光ケ丘病院で、矢澤秀範撮影

 簡単そうで難しい「減塩」を無理なく続けることはできないだろうか。千葉県内の病院に日本で初めて「減塩外来」を開設した渡辺尚彦(よしひこ)医師は独自の方法で指導している。

 ●徐々に慣れる食事

 高血圧を中心とした循環器病が専門の渡辺さんは、普段の生活を少し工夫するだけで血圧を下げるさまざまな方法を提唱し「ミスター血圧」と呼ばれる。1987年8月から携帯型の血圧計を装着し、血圧の動きを記録し続けている。「減塩は患者側はもちろん、医師や管理栄養士といった指導者側にも『難しい』という意識の人が多い。まずその先入観を変えなければいけません」

 減塩の指導歴は30年以上。患者の食や生活習慣を把握し、丸1日(24時間)に排出された尿を全て集めて…

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