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大相撲夏場所

栃ノ心26度目の正直、白鵬に勝った!12連勝「最高です」(スポニチ)

大相撲夏場所12日目(2018年5月25日 両国国技館)

 関脇・栃ノ心が横綱・白鵬を寄り切り、12連勝で単独首位を守った。26度目の対戦で白鵬から初めて勝利を挙げ、場所後の大関昇進は確実となった。欧州出身の大関は琴欧洲(ブルガリア)把瑠都(エストニア)に次いで3人目で、ジョージア出身は初となる。横綱・鶴竜は1敗をキープし、白鵬は2差に後退した。

     これまでの25連敗が信じられない。横綱相撲は栃ノ心の方だった。08年九州場所の初顔合わせ以来、約10年間勝てなかった白鵬を26回目で撃破。座布団のシャワーを浴びながら43本の懸賞を受け取った。「最高です。良かった。いい1勝ですね」。インタビュールームでは目頭が熱くなっていた。「泣いてないよ」と強がったが大きな壁を越え、感極まっていた。

     1回目の立ち合いは、白鵬が突っかけて不成立。2回目。栃ノ心は覚悟を決めた。「2回目は(手を)つくしかないと思って(先に)両手をついた」。白鵬が手をつく瞬間に全神経を集中させて立ち、右四つがっぷりで上手を引き合った。こうなれば通常、横綱が圧倒的に有利。しかし、攻めたのは栃ノ心だった。ガムシャラに寄り立て、最後は「覚えていない」という右喉輪。真っ向勝負を制して「力しかないので」とはにかんだ。この日の朝稽古後、過去の敗因を「上手を切られる」と分析。この日はガッチリつかんで離さなかった。

     阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)は「確信的なことは言えない」と前置きしながらも「大きな意味のある白星。(大関に)なるような相撲」と評価。藤島審判長(元大関・武双山)は「一番強いんじゃないですか。白鵬に右四つがっぷりで勝つんですから」と絶賛した。審判部は千秋楽の27日に大関昇進に関する会議を開く予定で大関昇進は確実だ。視線は2度目の賜杯に移る。直近3場所で2度優勝し昇進すれば、1934年の男女ノ川以来、84年ぶりの快挙となる。「あと3日、気合を入れて」。帰り際には、引き締まった顔つきに戻っていた。

     <白鵬 痛恨2敗>結びで敗れた白鵬が優勝争いから一歩後退した。過去負けたことのない栃ノ心の力に封じられ、26度目の対戦にして初黒星。終盤に痛恨の2敗目を喫し「多少細かいミスはありますけど、負けは負けですからね」と表情を曇らせた。支度部屋を引き揚げる際には腕を上下に動かし右肘を気にするそぶり。全勝相手に負けはしたものの、逆転を信じ「一番一番」と表情を引き締めた。(スポニチ)

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