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海部宣男・評 『江戸の骨は語る 甦った宣教師シドッチのDNA』=篠田謙一・著

 (岩波書店・1620円)

行政と科学者の日常的協力が大事

 意外に、穏やかである。鎖国の日本に単身乗り込んだ、捨て身の宣教師の顔だ。三〇〇年前の切支丹(きりしたん)屋敷跡で出土した遺骨から復元されたもの。骨の形態分析とゲノム解析を駆使した発掘の成果は、二〇一六年末、国立科学博物館(科博)のニュース展示「よみがえる江戸の宣教師(バテレン)」で公開され、好評を博した。

 東京都文京区にあった切支丹屋敷は、江戸初期の切支丹狩りで捕らえられた宣教師や信者が収容され、生涯閉…

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