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大相撲夏場所

鶴竜 初連覇王手!“イチ流”の心で栃ノ心との1敗対決制す(スポニチ)

大相撲夏場所14日目(2018年5月26日 両国国技館)

 横綱・鶴竜が自身初となる連覇に王手をかけた。1敗対決となった関脇・栃ノ心との一番は、力相撲の末にもろ差しから右すくい投げを決めて単独トップに立った。2敗で追っていた横綱・白鵬は関脇・逸ノ城に敗れて優勝の可能性が消えた。千秋楽に栃ノ心が敗れるか、栃ノ心が勝っても鶴竜が白鵬に勝てば、鶴竜の2場所連続5度目の優勝が決まる。

     大一番では内に秘めた闘志を前面に出した。鶴竜は先に右の下手を引くと、投げを打ってもろ差しになった。両上手の栃ノ心がつってくると、腰を下ろして耐えた。前日の逸ノ城戦と同様、右肘を張って相手の左上手を殺し、右からのすくい投げで勝負を決めた。

     「いつもより気合を入れていかなければというのはあった。力を全部出し切るということ」。27秒近い力相撲は、うまさに気迫が重なった勝利。春場所こそ苦杯をなめたが、ここまで21勝2敗と合口のいい相手をきっちり仕留めた。八角理事長(元横綱・北勝海)は「鶴竜の方が冷静だった。一つ一つ手順を踏んでいた」と落ち着いた取り口を評価した。

     4場所連続休場明けで進退の懸かっていた初場所から「目の前の一番に集中すること」を心掛けている。「同じことを繰り返すのが験担ぎかもしれない」。そのベースになっているのは、自身が三役に上がった09年ごろに見た米大リーグ・イチローのインタビューだ。同じルーティンを繰り返すことの大切さを話していたことに共感し「壁に当たった時にその言葉を思い出している」という。休場中も基礎運動などをきっちり行い、復活に備えてきた。それが年を明けて実を結んだ。

     千秋楽は優勝がなくなった白鵬が相手。「周りの誰が負けたとか気にすると変に疲れる。何度もそういうので失敗してきた」と、経験則から相手のことに意識は傾けない。初の連覇に王手をかけても、それは変わらない。揺れ動かない心。それが今の鶴竜の強みだ。(スポニチ)

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