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インタビュー・最前線

旭川空港ビル・西川将人社長(旭川市長)

旭川空港ビル・西川将人社長(旭川市長)

市長と兼務、地域もPR

 北海道の真ん中に位置する道内第2の都市、旭川市が管理する旭川空港で11月、国際線ターミナルが開業する。西川将人市長はターミナルビルを運営する第三セクター「旭川空港ビル」社長を兼務している。2020年度の道内7空港の一括民間委託をにらみ、「道北の拠点空港としてしっかりとした施設が出来上がった。新規路線の誘致にもつなげたい」と語る。【横田信行】

     --雪国ながら就航率99・5%(17年度)は驚きです。

     ◆軽い雪質もありますが万全な除雪態勢の下、作業員が責任感を持ち仕事をしていることが大きいと思います。国内有数の酷寒、積雪地の空港として胸を張れる数字で積極的にPRしています。また旭川空港は道北や道東の周遊観光や札幌方面へのアクセスも便利。高い就航率と相まって観光にビジネスに北海道の空の玄関口として注目されています。

     --市長と空港ビル社長を兼務して3年。成果はありましたか。

     ◆空港は観光客誘致や地場産業振興、移住・定住促進などで大きな役割を果たしています。企業立地では、災害が少ない地域性や優遇制度と共に、東京便が1日7往復ある“首都圏との近さ”もPRし、進出企業も増えました。私がパイロットだったこともあり、空港や航空に強い思い入れがあります。特に増え続ける海外観光客に対応するため、国際線ターミナルなど施設整備が急務と考え、市長と社長の兼務で一体的に進め、民間委託後も活用できる素地が整いました。

     --17年度の乗降客数は113万人と2年ぶりに増加。今後の展望は?

     ◆広域観光、食や自然を生かした体験メニューなどを発信し、国内外の航空会社や旅行会社へ積極的に利用を働きかけています。プロモーション動画もネット配信しています。国際線では、着陸料減免や着氷防止のデアイシング費補助などの支援をし、17年度のチャーター便の乗客数は前年度の約4倍に増加。今年3月には台湾との間の定期便が復活しました。また、国際線ターミナル整備に合わせ、特産品を販売する空港市場や地域グルメを提供するフードコートができ、乗降客以外も楽しめてビルの収益増が期待できます。民営化では、市の財政負担が年間約2億5600万円軽減でき、現在の新千歳一極集中ではなく、道内空港の一括管理と有効活用で利用拡大が見込めます。

     --お薦めの旭川の観光地は?

     ◆旭山動物園はもちろん、JR旭川駅南側の「北彩都ガーデン」はどうでしょう。駅に直結した中心市街地にある全国でも珍しい立地で、約12ヘクタールに花木類約300種類8万株が植えられ、そばを流れる忠別川や大雪山系を眺め、自然の美しさを体感できます。これからは北海道のベストシーズン。旭川空港をぜひご利用ください。


     ■人物略歴

    にしかわ・まさひと

     1968年旭川市生まれ。93年北海道大工学部卒。日本航空パイロットなどを経て、2006年に道内市町村長で最年少(当時)の37歳で初当選。現在3期目。15年から旭川空港ビル社長も兼務。49歳。

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