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美・BEAUTY

フットケア 夏に向けて美しい足を

フットケア専門のサロンで手入れをする女性も増えている
手入れした爪にペディキュアを塗って足元を華やかに=東京都渋谷区で

 夏本番に向け、素足を見せる機会が増えてくる。健康的で美しい足を保つにはどうしたらいいのか。足の健康を維持するための運動や、自宅で簡単にできるケアの方法を紹介する。

     「全体重をのせて負担をかけ続けているのに、普段から足のケアをしている人は少ない」と話すのは、医学博士で足のトラブルに詳しい「永峯クリニック銀座」(東京都中央区)の永峯由紀子院長。足の状態を見て、体の内部の問題や病気の発見につながる場合もある。「健康寿命を延ばすためにも、足に注目することは大切です」

     足の裏は、皮膚の最も外側にある細胞の層「角質層」が厚い部位だ。角質は紫外線や外的刺激から私たちの体を守る役割がある。28日周期で古い角質ははがれ落ちて新しくなるが、代謝が悪かったり足が冷えていたりすると古い角質が残り、角質層が厚くなる。また、足の裏は全身を支えているため強い刺激を常に受けており、刺激に対する防御反応でさらに厚くなりやすい。すると皮膚表面の細胞まで水分が行き届かず、乾燥してかかとがガサガサしたりひび割れたりしてしまう。

     「角質の除去は1週間に1回まとめてやるよりも、2日に1回、軽くまんべんなく行うほうがお勧めです」と永峯院長。あまり削りすぎると、皮膚を守ろうとして角質がさらに厚くなってしまうので、やりすぎは禁物だ。市販の軽石などを使ってもいいが、足が乾燥している時に手のひらでなでるだけでも効果がある。入浴の際には、せっけんで指の間や指と爪の間をしっかり洗い、水気を拭き取ってクリームなどを塗り保湿する。

     これからの時期は水虫も気になる。水虫は、高温多湿の環境を好む白癬(はくせん)菌というカビの一種が皮膚に感染して発生する病気。角質は白癬菌が栄養源とするたんぱく質の一種「ケラチン」を含むため、角質の除去は水虫の予防にもなる。永峯院長によると、日本人の足は指と指の間が詰まっていて水虫が発生しやすい形をしているという。5本指の靴下はそれぞれの指が離れるうえ、湿度をコントロールできる点でもお勧めだという。足をしっかり乾かすことはもちろん、靴もできれば3日に1回のサイクルで履き分け、乾燥させることが重要だ。

     足に何らかの痛みを感じたらどこかに無理がかかっている証拠。そうならないように、いつも履いている靴の底やかかとの擦り減り方をチェックするといい。減り方に左右差があれば、歩き方の癖や体重のかけ方に偏りがあることがわかる。一部に極端に圧力がかかり続ければ、角質が厚くなって皮膚が硬くなり、タコや魚の目の原因にもなるので注意したい。

     永峯院長によると、裸足で5本の指を自由にバラバラに動かせるのが健康な足の状態。足の指のじゃんけん運動=イラスト<1>=で自分の足の指がどの程度動くか試してみる。足のそれぞれの指を、手で左右前後に互い違いに開いて動かすのもいい。無理のない範囲で地道に続けることが大切だ。

     足の爪のケアも忘れずにしておきたい。フットケアサロン「リゼラアンドコー恵比寿店」(東京都渋谷区)の遠藤まさ子店長によると「足の爪を切りすぎている人が多い。間違った切り方をしていると爪のトラブルが起きやすくなる。正しく切るだけでも違います」。

     適切な爪の長さは、指の先端と爪先がちょうど同じになるぐらい=イラスト<2>。まっすぐ横に切った後、両端を少し斜めに切る。両端は切らずに、やすりをかけるだけでもよい。短く切りすぎると、指先に力が入らず歩きにくくなるほか、爪の角が皮膚に食い込む陥入爪(かんにゅうそう)や巻き爪を引き起こす。

     甘皮の処理は、細菌の繁殖を抑え、足の臭い防止に効果的。爪も生えやすくなり、ペディキュアもはがれにくくなる。自宅でやる場合は、水を含ませた清潔なガーゼを手の指にかけ、爪の生え際をやさしくこする。また、爪の生え際を軽く手の指で押してマッサージすると、血行も良くなる。

     自分でペディキュアを塗る時は、やすりで爪を磨くといい。表面の凹凸がなくなり、きれいに塗ることができる。ベースコートの上に色を重ね、最後にトップコートを塗ると長持ちする。「見えないところまできちんとケアすることで、気持ちも変わる」と遠藤さん。忙しくても意識して足のケアをしてみよう。【川畑さおり、写真・太田康男】=次回は「食」です

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