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今日も天気で

入梅告げる、インドの雨雲=鮫島弘樹 /愛知

 雨の季節が近づいています。先週の26日に九州南部が、週明けの28日に九州北部、四国が梅雨入りをしました。今年は春から季節を先取りしたような気温の高い日が続きました。梅雨入りも早いのでは……と言われていた通り、平年に比べて1週間ほど早い発表となりました。

     九州や四国、本州の各地が梅雨入りするころになると、日本の南に停滞する梅雨前線もしっかりしてきます。気象衛星「ひまわり」の画像でもはっきりとした雲の帯が見られるようになります。そして、この雲の帯をたどると、中国大陸の南部から東南アジアを通って、はるかインドまでたどり着きます。この時期になると、インド洋から大陸に向かってモンスーン(季節風)が吹き込むようになります。海から湿った風がインドの北側に控えるヒマラヤ山脈にぶつかって大きな雨雲を作り出すため、衛星画像でも画面の左端のインド付近が雲で覆われ、白く見えるようになるのです=写真内の(1)。

     インドから東南アジアがモンスーンによって雲が湧き雨期に入るころ、この湿った空気は日本にまで運ばれるようになり、日本でも雨の季節となるわけです。ですから、衛星画像の左端が白くなるといよいよだな、となるわけです。また、日本のはるか南、赤道付近の海も白く写る部分が増えてきています=写真内の(2)。海が暖められ、蒸発した水蒸気で雲がたくさんできているからです。この海域では台風ができるようになりますから、梅雨入りを控えて大雨対策は早めにしておきたいところです。(気象予報士・写真部)

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