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「18歳成人」に思う

自信を与える社会に 起業家・椎木里佳さん(20)

椎木里佳さん

 昨年20歳になり、未成年と成年との違いを実感しています。中学生で起業し「10代社長」といろんなメディアで取り上げられましたが、20代になると珍しがられることもありません。その隔たりは大きかったです。

     起業後、10代だからといって親が守ってくれるということはありませんでした。でも、実際に事業を手伝ってくれることはなくても、いざという時には親を頼ることができるという精神的な安心感はあったと思います。自分自身はあまり意識していませんが、成人後は「甘えがなくなった」と父に言われます。

     大人になるということは自分の選択の責任を自分でとることだと思います。私の事業には女子中高生、女子大生が協力してくれますが、今は未成年の彼女たちと接していて「心強い」と思える子が多いです。情報感度が良いし、自分自身を客観的に見ながら、将来を見据えています。将来に自信を持てない子もいますが、社会が「君は大人だ」と認めることで意識が変わってくるはず。ですから「18歳成人」に私は賛成ですし、何の不思議もありません。

     ここ数年、世の中は10代で社会に出て活躍することに寛容になってきました。さらに法律的にも18、19歳が大人とされる土壌ができることは、私には少しうらやましいです。年配者の人たちは18、19歳に対しステレオタイプな価値観を押し付けず、仲間入りをさせてあげてほしいですね。【聞き手・金秀蓮】=随時掲載


     ■人物略歴

    しいき・りか

     1997年東京都生まれ。慶応幼稚舎から中高に進み、現在、慶応大3年。2013年に中学3年でマーケティング事業を展開する株式会社AMFを創業した。

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