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手で見るいのち

(3)「じっくり骨を触る」記者も挑戦したが…

頭蓋骨の穴に息を吹き入れる山下蒼空君。空気の出方で、どこに穴があるかを確認している=東京都文京区の筑波大付属視覚特別支援学校で2017年11月9日午前10時25分、柳楽未来撮影

 筑波大付属視覚特別支援学校(東京都文京区)の生物室の机に、「動物B」の頭蓋骨(ずがいこつ)が6個並んだ。先週まで観察した「動物A」(コヨーテ)より一回り小ぶりだ。とはいえ、同じ種類の頭蓋骨が6個も並んでいるのは、なかなか壮観である。

 骨の授業では、基本的に骨は生徒1人につき1個が準備されている。しかし、動物の頭蓋骨を集めるのは大変だ。生物を担当する武井洋子先生(56)は、常にインターネットのサイトや教材カタログに目を光らせている。だが、骨格標本はほとんどが海外製で、しかも手ごろな値段ではなかなか売っていない。たまたまいい骨を見つけても、予算申請が間に合わず、自腹で買ったこともあったらしい。

 骨は時間がたつほどもろくなってくる。教材の骨の中には、約40年前にこの授業が始まったころからずっと…

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