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手で見るいのち

(9)遺骨を献体した篤志家 人体学ぶ糧に

遺骨を献体した福田平治氏について語る小川幹雄さん=松江市で2018年3月30日午後2時13分、柳楽未来撮影

 今も昔も、視覚障害者は指圧やはり・きゅうなど「理療(りりょう)」と呼ばれる仕事に就くケースが多い。この仕事では、人体の仕組みを理解することが不可欠だ。「戦前、盲学校の生徒たちが人体を学べるようにするため、自分の遺骨を献体した人たちがいた」。筑波大付属視覚特別支援学校(東京都文京区)で骨を触る授業を取材し始めてからしばらくしたころ、私はこんな話を耳にした。 

 盲学校の歴史に詳しい京都府立盲学校の非常勤講師、岸博実さん(69)に聞いてみると、新潟、島根、福岡…

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