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科学の森

消えた反粒子の謎に迫る 新型加速器、実験スタート

 高エネルギー加速器研究機構の新型加速器「スーパーKEKB(ケックビー)」(茨城県つくば市)で4月、新たな実験が始まった。光速近くに加速した電子と陽電子を衝突させて、宇宙が誕生して間もない状況を再現し、今の宇宙がどうやってできたのか解明を目指す。【柳楽未来】

 ●宇宙誕生直後再現

 4月26日未明、高エネ研の実験棟は緊迫した空気に包まれていた。数時間前からスーパーKEKBで、光速近くまで加速した電子と陽電子の衝突を試みていた。午前0時38分、実験結果を示すモニターに衝突したとみられるデータが映し出された。高エネ研のプロジェクト責任者の一人、後田(うしろだ)裕(ゆたか)教授が「初衝突」を宣言すると、室内にいた約40人の研究者が歓声をあげた。

 私たちが住む世界を構成する物質(粒子)とは電気的な性質が逆の反物質(反粒子)が存在することが分かっ…

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