採用面接スタート 今年も「売り手市場」
来春卒業予定の大学生らを対象にした経団連加盟企業の面接、選考活動が1日、解禁された。人手不足を背景に企業の採用意欲は依然強く、今年も学生優位の「売り手市場」。働き方改革に注目が集まる中、残業や休暇、福利厚生に関心を持つ学生が増え、企業側は待遇改善で優秀な人材を呼び込もうとする傾向も続いている。
大阪ガスはこの日午前9時半から大阪市中央区の本社で、志望する学生らによるグループディスカッションを実施。この日は約370人を選考する予定で、受付にはリクルートスーツをまとった学生らが次々と訪れた。
売り手市場の中で、各社は待遇面でのメリットもアピール。引っ越し大手のアートコーポレーション(大阪市…
この記事は有料記事です。
残り463文字(全文760文字)