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絵本「うみべのこねこ」28年ぶり復刊 「無駄のない」成長の軌跡

28年ぶりに復刊された絵本「うみべのこねこ」(ひさかたチャイルド)

 捨てられた「こねこ」が「空を飛びたい」と願ったら--。保育園や幼稚園に通う子ども向けの月刊絵本として発行された「うみべのこねこ」(宇野克彦・作、西川おさむ・絵、1990年にチャイルド本社から刊行)が、28年ぶりにハードカバーで復刊された。版元は、関連会社のひさかたチャイルド。復刊を進めた市川宣子編集部長は「物語の力を実感できる絵本」と話す。

     海辺に捨てられたこねこが自立するまでをシンプルな文と絵で描く。かもめを見て自分も空を飛んでみたいと願うこねこは、「かに」という友達を得て外の世界へと一歩ずつ踏み出す。だまされて一度は失敗するが、夢は思わぬ形で実現する。しっぽをぴんと立て<まるでじぶんのにわをあるくみたいに>砂浜を歩いてゆくラストシーンが印象的だ。

     市川編集部長は「全く無駄がなく分かりやすい内容で、子どもの成長の軌跡を余すところなく描き出している」と語る。イラストを手がけた西川さんのぬくもりあるタッチは今も古びていない。1404円。ひさかたチャイルド(03・3813・7726)。

    連載童話出版「さくらのカルテ」

    連載童話「読んであげて」で連載し書籍化された「さくらのカルテ」(汐文社)

     毎日新聞の連載童話「読んであげて」で2017年3月に連載した「さくらのカルテ」(中澤晶子・作、ささめやゆき・絵)が加筆修正の上、汐文社から出版された。

     サクラハナ・ビラ先生は世界で唯一の桜専門の精神科医。かつて東西に分断されていたベルリンの八重桜や、発電所の大事故のせいで住む人がいなくなってしまった「Yの森」のソメイヨシノ--など、世界中の桜からさまざまな相談が寄せられ、往診に治療に大忙しだ。次の患者はどんな桜なのか、と楽しみになる。1512円。汐文社(03・6862・5200)。【反橋希美、倉田陶子】

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