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的川博士の銀河教室

連載500回記念イベント 「的川博士の宇宙何でも質問会」

「地球外生命いるの?」博士に質問次々

 「的川博士の銀河教室」500回を記念して、5月3日に神奈川県横浜(よこはま)市の「はまぎん こども宇宙科学館」で「的川博士の宇宙何でも質問会」が開催(かいさい)された。「地球以外に生物が存在する星は?」「銀河と銀河が衝突(しょうとつ)したらどうなる?」。参加者から次々(つぎつぎ)に寄せられた質問の一つ一つに、的川泰宣(まとがわやすのり)博士が丁寧(ていねい)に答えた。【まとめ・斎藤広子】

     質問会には幼稚園生(ようちえんせい)から中学生までの8人が集まり、「宇宙○×クイズ」で盛り上がった後に、それぞれの質問をぶつけた。

     Q 銀河と銀河が衝突したら?

     広島(ひろしま)市から参加した日域陸仁(じついきりくと)さん(中学1年)は「銀河と銀河が衝突(しょうとつ)したらどうなりますか?」と質問。的川博士は「太陽のような恒星(こうせい)同士は、それぞれ距離(きょり)が離(はな)れているのでめったに衝突しないが、銀河と銀河の衝突は頻繁(ひんぱん)に起きている」と解説。的川博士によると、銀河と銀河の衝突では、銀河を構成する星同士はすり抜(ぬ)けていくものの、銀河の中心にあるブラックホール同士は引き合って合体。二つの銀河は最終的に一つの大きな銀河になるという。

     東京都国立(くにたち)市の森木健太郎(もりきけんたろう)さん(小学5年)と横浜(よこはま)市の武内孝太朗さん(小学5年)はともに「地球外生命」について質問。発見されているのかや、発見されたらどうするのかを聞いた。的川博士は「生命は必ずいると思うけれど、今のところどこの星にも、どんな小さなものも見つかっていない。ただ、地球のような生命がすめる場所は、たくさん見つかってきている」と説明。「生命が見つかったらどうするかは、みなさんの世代が決めることです」と話した。

     Q 「はやぶさ」の名前の由来は?

     横浜市の田村悠琉(たむらゆうり)さん(小学2年)は、小惑星探査機(しょうわくせいたんさき)「はやぶさ」の名前の由来を質問。的川博士は、打ち上げに関わった人の投票でトップだったのは「アトム」だったことを明かした。まるで「鉄腕(てつわん)アトム」のように、3億キロ先の目標に向かって飛んでいくロボット型の探査機だったことや、打ち上げの行われた03年は、原作者の手塚治虫(てづかおさむ)さんがアトムの誕生年に設定していた年だったことから多くの票を集めたという。しかし、英語表記の「Atom」が、「原子」を意味することから「原子力につながる」と反対意見が出され、結局2番目の得票だった「はやぶさ」に決まったという。

     的川博士は最後に参加者に向けて、「将来の夢を考えたときに、ただ科学者になりたい、宇宙飛行士になりたい、ではなく、科学者になって何をしたいのか、どんな飛行士になりたいのかを考えてほしい」とメッセージを贈(おく)った。

     質問会に参加した千葉県市川(いちかわ)市の斉藤詩歌(さいとうしいか)さん(小学6年)は「はやぶさの名前の由来が面白かった」と話し、東京都多摩(たま)市の菅野花鈴(すがのかりん)さん(小学6年)は「地球外生命の話を聞いて、ますます宇宙に興味を持ちました」、横浜市の弘瀬樹(ひろせいつき)さん(小学1年)は「早く宇宙に行って星の姿を見てみたい」と話していた。


    500回記念 宇宙○×クイズ 愛読者ならわかるはず?

     1 月では、ウサギがモチをついているというのは本当?

     2 星も死ぬ?

     3 太陽系の惑星(わくせい)の数は九つ?

     4 土星のリングは、ガスでできている?

     5 流れ星になる「ちり」の大きさは1ミリくらい?

     6 大昔、カバ座という星座があった?

     7 北極星はおおぐま座の一部?

     8 国際宇宙ステーションにドッキングして、宇宙飛行士に宇宙食などを届ける日本の宇宙船の愛称(あいしょう)は「ペリカン」?

     9 探査機ボイジャーには宇宙人へのメッセージが載(の)せられている?

    10 的川泰宣博士をモデルにした映画が作られている?


     1:×月にはウサギどころか、生き物は全くいないことがわかっている

     2:○

     3:×正解は八つ

     4:×土星のリングは、氷や岩のかけらからできている

     5:○ほとんどが1ミリくらいで、大きくても数センチくらい

     6:○カバ座は古代エジプトで作られた

     7:×北極星はこぐま座の一部

     8:×正解は「こうのとり」

     9:○金色のレコード盤(ばん)が載せられている

    10:○小惑星探査機(しょうわくせいたんさき)はやぶさの7年間にわたる軌跡(きせき)を映画化した「はやぶさ/HAYABUSA」など

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