メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

モノローグ

子どもの笑顔「元気の源」 札幌市・伊藤善彬さん /北海道

孫のような「げんきくん」と二人三脚で歩んできた腹話術をする伊藤善彬さん=札幌市中央区で2018年5月28日、竹内幹撮影

 「ミナサン、コンニチハー、今日は僕のおじいちゃんを連れてきました」「何言ってるの。おじいちゃんが『げんき』を連れてきたんでしょ」。伊藤善彬(よしあき)さん(81)の腹話術は軽妙な語り口で始まる。右手で巧みに首や目、口を操ると生き生きと動き出す30年来の相棒「げんきくん」は本当の孫のような存在だ。

     長年教員を務め、札幌市の小学校に勤務していた1980年代末、つまらなそうに交通安全教室の話を聞く子どもたちの様子を見て、腹話術で伝えることを思いついた。独学で訓練し、初披露時は手作りの人形だったが、子供たちの生き生きとした表情が今も忘れられない。

     以来、全国の腹話術の交流会に参加し技術を磨いた。札幌を拠点とする腹話術愛好会「腹笑会」に所属する。芸名「白毛満」(しらげ・みちる)は「白髪で満ちるまで夢と笑い、元気を届けたい」との思いから。小学校や老人ホームなどで腹話術を披露した後に子供たちから「また来てねー」と言われることが「元気の源」だ。【写真・文 竹内幹】

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 大阪震度6弱 最先端の電子顕微鏡が損傷 大阪大
    2. 堺・男性殺害 逮捕の姉、事件前に「練炭自殺」検索
    3. 自民総裁選 「ポスト安倍」、会期延長で身動き取れず
    4. 大阪震度6弱 市長、ツイッターで「全校休校」 現場混乱
    5. 受動喫煙対策 それでも先生か がん患者に「いいかげんにしろ」 自民議員、規制巡り 衆院厚労委、参考人陳述

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]