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もとをたどれば

ニベア花王 エイト・フォー 成分名32文字つくる「8×4」

エイト・フォー=ニベア花王提供

 「エイト・フォー」は1951年にドイツの化粧品メーカー、バイヤスドルフ社で誕生したパウダースプレータイプの制汗剤だ。日本では花王とバイヤスドルフ社との合弁会社、ニベア花王が74年から販売している。

     40年代にバイヤスドルフ社の研究者が汗の臭いを防ぐ有効成分を発見し、商品開発がスタート。成分の正式名称は「ヘキサクロロジヒドロキシジフェニルメタン」で、ドイツ語で32文字だったことから、プロジェクト名を「B32」と名付けた。だが、商品化にあたり広告などでのアピール度を高めようと名前を再考。広告担当者が「32を構成するもの」というアイデアから「8 mal 4(8かける4)」を考案し、後に「8×4(エイト・フォー)」としてブランドを確立させた。

     現在の商品に当時の有効成分は含まれていない。ニベア花王は、湿度が高く、肌のべたつきが気になりやすい日本の環境に合わせて独自の研究開発を重ね、現在展開する商品の大半は日本オリジナルの配合だ。

     ロングセラーの理由について、マーケティング担当の林裕也さんは「さまざまな汗や臭いの悩みに応え続け、ターゲットを絞らずに品ぞろえを広げてきたからでは」と分析する。パウダースプレーは昨年に続き今年も改良。スプレーの噴射角度を狭くし、狙った場所に殺菌成分がしっかり付着して汗の臭いを長時間抑えられるようにした。日本発売から44年を経ても進化は続く。【横山三加子】

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