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 じめじめとした梅雨シーズン。気温も湿度も高い日が続くと、キッチンや風呂場にカビが生えないか気になる。掃除の際、気をつけるポイントは?

     ●スクイジーが活躍

     カビなどの微生物による被害防止について研究している衛生微生物研究センター(東京都葛飾区)によると、カビが生えるのは湿度80%以上の条件下。室内湿度が80%以下でも、カビの胞子が付着した表面に水分と栄養となるほこりや汚れがあれば発生してしまう。カビ防止には風通しを良くして湿気を逃がすことに加え、水滴をこまめに拭き取ることが大切だ。

     家事代行サービス「CaSy(カジー)」スタッフとして多くの住宅掃除を手がけてきた豊島由佳梨さんは、浴室内の水滴対策にT字形の掃除用具「スクイジー」を勧める。シャワーで壁や床に残ったせっけん成分を洗い流したら、スクイジーで上から下に壁面の水気を切る=写真[1]。換気するときは、窓だけでなく浴室や洗面所の扉を少し開けておくと風の通りが良くなる。

     水回りでカビが生えやすいのは、ゴム製の「パッキン」部分。カビが生えてしまったら、パッキンを傷つけないよう塩素系洗剤を付けてブラシで軽くこする。毛の中央部分が長い「山切り」カットのブラシで、毛先をパッキンに対して斜めに当ててこすると汚れが取れやすいという。落ちにくいときはカビ部分の水分を拭き取り、塩素系洗剤を塗布。上からキッチンペーパーを乗せ、さらにラップをかけて1時間ほど置いてから水で洗い流す=同[2]。

     「見えない部分の汚れが、臭いの原因になっていることもある」と豊島さん。排水溝内部の溝や洗面台の下に汚れがたまっていることが多いという。浴室の天井も見落としがちだ。豊島さんは、柄の長い床の拭き掃除用ワイパーの先に雑巾を付けて天井の水気を拭き取ったり、消毒用アルコールを塗布した布やキッチンペーパーで除菌したりしているという。

     ●フィルター掃除も

     暑くなると使用機会が増えるエアコンも手入れしておきたい。家庭用エアコン8機種を発売する空調大手のダイキン工業(大阪市)によると、家庭で掃除できるのは内部のフィルター部分。エアコンを毎日使う時期は、2週間に1回を目安に外し、掃除機でフィルターのほこりを吸い取る。油汚れなどが付着し落ちにくい場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけ、スポンジで軽くこする。陰干しで完全に乾かしてから再設置する。

     冷房を使うと、フィルター奥の熱交換器が結露し、カビが生えることがある。同社担当者は「冷房の使用後は、内部クリーニング機能を使うか、10~15分程度、送風モードにして結露を防いで」とアドバイスする。フィルターを掃除しても臭いが除去できない場合は、内部にカビが生えている可能性がある。専門業者に内部クリーニングを依頼するとよい。

     最近は全自動のフィルター掃除機能が付いているエアコンも多い。だが、キッチン近くなど油汚れが付きやすい場所に設置しているものは、自分で掃除することも必要だという。【塩田彩】

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