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企画展

西国街道と旧村語る 絵図や道具展示 伊丹市立博物館 /兵庫

本陣が置かれた昆陽村で大名の滞在を知らせた木製の関札や宿場の役人が身につけた陣笠と羽織=兵庫県伊丹市千僧1の伊丹市立博物館で、近藤諭撮影

 伊丹市を東西に貫く旧西国街道と沿道にあった「旧村(きゅうそん)」と呼ばれた村々を紹介する企画展が市立博物館(市千僧1)で開かれている。街道の絵図、宿場で使われていた道具、史跡や道標の写真など約110点を紹介している。17日まで。

     西国街道は江戸時代の街道の一つ。東寺(京都市南区)から大阪府茨木市や伊丹市、西宮市などを経て西へと続いた。現在の伊丹市に該当する沿道は宿場が設けられ、旅人は酒造りが盛んだった旧村で疲れを癒やした。

     会場には、長州藩が萩城下(山口県萩市)から品川宿(東京都品川区)までの街道周辺の村名や寺社、史跡などを描いた「行程(こうてい)記」の伊丹周辺部分を展示。「伊丹村」には「名酒有(あ)リ」と書かれるなど備考が付けられている。聞き書きのためか「千僧(せんぞ)村」を「先祖村」と誤記した部分も見られる。

     沿道の旧村は六つを紹介。大名らの宿泊先の本陣もあった「昆陽村」のコーナーには、大名が休憩や宿泊で滞在中であると知らせるために立てられた「関札(せきふだ)」や、宿場の役人が着用していた羽織や陣笠(じんがさ)などを展示している。酒造家が多かった「大鹿村」などの特徴も文献や写真で説明している。

     同博物館の伊藤忠章主任は「西国街道に興味のある人は多い。沿道に特徴ある村々があったことも知ってほしい」と話している。

     午前9時半~午後5時。無料。月曜は休館。問い合わせは伊丹市立博物館(072・783・0582)。【近藤諭】

    〔阪神版〕

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