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一点張り・論説室から

ハリー王子とヘンリー五世=濱田元子

 「だいたい血を流すのが目的の戦争だもんな」。東京の新国立劇場で先ごろ上演されたシェークスピアの史劇「ヘンリー五世」(小田島雄志訳)は、戦場の兵士が語るシニカルなセリフが印象に残った。

 物語は、放蕩(ほうとう)の限りを尽くしたハル(ヘンリー)王子が父ヘンリー四世の死を乗り越えて王になり、仏に進軍し、無勢をものともせずアジンコートの戦いで勝利する。その戦争の大義に疑問を呈するのが、冒頭の兵士の言葉だ。

 ナショナリズムの高揚か、反戦か。多様な解釈を許す戯曲は、第二次大戦、フォークランド紛争、イラク戦争…

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