- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
財務省が森友学園問題にからむ公文書の改ざん、廃棄についての調査結果と処分を発表したが、麻生太郎財務相は続投の構えだ。辞める必要はないのか。第2次安倍内閣以降の5年あまりで辞任した閣僚たちと責任の大きさを比べてみると……。【中村かさね】
「省益を捨て、国益に徹し、国民国家のために粉骨砕身働くことが国家公務員のあるべき姿だ」。これは2009年6月25日、焦点だった国家公務員制度改革を巡り、当時首相の麻生氏が国会で語った公務員像だ。
その麻生氏のもとで財務官僚たちは文書の改ざんや廃棄に手を染め、虚偽答弁を重ねていた。麻生氏は4日の記者会見で「私のリーダーシップのもと、再発防止や信頼回復に努めたい」と語り、安倍晋三首相も辞めろと言わない。
この記事は有料記事です。
残り758文字(全文1078文字)