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文部科学省は5日、全国の国公私立大学に入試問題と解答を原則公表するよう求める新たなルールを全大学に通知した。今年度中に実施する入試から適用する。今年1、2月に大阪大や京都大で相次ぎ発覚した合否判定に影響する出題ミスを防ぐ狙い。しかし、公表の可否を巡って大学ごとに考え方の違いがあり、対応が割れる可能性もある。
昨年の入試ミスで30人を追加合格とした阪大は、今春からホームページで解答例や出題意図の公表を始めている。担当者は「広く目に触れるため、誤りを発見しやすくなり、ミス防止につながる」と意義を語る。通知についても「内容を確認し、足りないところがあれば、さらに対応を検討する」と話した。
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