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大相撲

稀勢、厳戒再始動 名古屋場所へ非公開で集中(スポニチ)

大相撲名古屋場所(2018年7月8日 ドルフィンズアリーナ)

 左大胸筋の負傷などで7場所連続休場中の横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が5日、東京都江戸川区の同部屋で稽古を再開した。部屋の稽古始めで稀勢の里が不在だった4日は報道陣に公開されたが、この日は急きょ非公開となった。稽古に集中するための措置とみられる。厳戒態勢の中、名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けての挑戦が始まった。

     部屋の稽古始めだった前日は、午前9時すぎに関係者が報道陣を上がり座敷に招き入れた。だが、稀勢の里が訪れたこの日は、状況が一変。早々に非公開となることが伝えられた。和製横綱の状態を確かめようと大挙した報道陣は、固く閉ざされた門にはね返されてしまった。稽古見学に訪れた女性客も、泣く泣く部屋を後にした。

     午後1時前、帰宅するため部屋から出てきた横綱は、稽古内容などについての質問に「ここから、また頑張ります」とだけ答えた。その表情は厳しく、ほとんど足を止めずに迎えの車に乗り込んだ。

     横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は夏場所後の定例会合の後、「前から何回も言っているが、きちっと体をつくって、心身とも自信を持てるようにして出てきてほしい」と話し、名古屋場所の出場は義務付けなかった。だが、名古屋場所を休場することになれば、貴乃花の7場所連続休場を超え、年6場所制となった1958年以降の横綱のワースト記録となる。責任感の強い稀勢の里だけに、できるだけ早く元気な姿を見せたいという思いは強いはず。大事な稽古始めとあって集中するため非公開を選択したものと見られる。

     部屋関係者によると、この日は四股、すり足などの基本運動に加え、若手力士に胸を出したという。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「(左胸は)だいぶ良くなっているが、こればかりはやってみないと」と話している。名古屋場所に出場するか否かの最終決断まで約1カ月。厳戒態勢のスタートから、活路は見いだせるのだろうか。(スポニチ)

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