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果断猛進

19年ラグビーW杯への道 己と戦うテストマッチ=薫田真広

 ラグビーの日本代表(世界ランキング11位)は9日から2週間、イタリア代表(14位)、ジョージア代表(12位)を迎えて計3試合のテストマッチ(国代表試合)に臨む。来年9月に開幕するワールドカップ(W杯)日本大会に向け、大柄な選手の多い両チームとのテストマッチでは、スクラムやラインアウトといったセットプレーやフィジカル面の強化のチェックなど、テーマを絞って戦うべきだと考えている。

     イタリアは欧州6カ国対抗で3年連続未勝利だが、世界のトップ10に入る強豪国との試合を数多く経験し、ゲームの作り方やコントロールに優れている。日本は昨年11月にフランス(8位)と引き分けたが、強豪国にどう勝ちきるかが重要だ。

     代表強化の一環として南半球のクラブチームによる世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に参戦する日本チーム、サンウルブズは5月19日にストーマーズ(南アフリカ)を降し、参戦3季目で初めて連勝した。今季から日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチがサンウルブズの指揮を兼務。戦略や戦術面が代表と一本化したことで、成果が表れてきた。今回の連勝が代表にどんな影響を与えるか、非常に楽しみだ。

     ストーマーズ戦ではSOパーカー(神戸製鋼)がノーサイド間際に決勝のDGを決めた。ラグビーの本場、ニュージーランドのクラブでもまれた経験がビッグプレーの根底にある。日本の選手にも、世界の強豪との試合をもっと経験させたい。体力が消耗した終盤でもミス無くビッグプレーができる彼のような選手がいなければ、W杯では勝てないからだ。

     世界基準の選手と同じチームでプレーできることは、サンウルブズの利点の一つだろう。そのレベルに代表選手の技術を引き上げることが、W杯での好結果につながる。

     今、重要なのは相手ではない。W杯へ集中的に強化する第1次トレーニングスコッド(日本代表候補)40人を発表したが、それぞれが己に焦点を当て、テストマッチ3戦の勝利に集中してほしい。(日本ラグビー協会男子15人制強化委員長)

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