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米朝会談

「ボルトン外し」か同行か 当日台湾派遣説も

ボルトン氏=AP

 【ワシントン高本耕太】12日に迫った米朝首脳会談に向け、トランプ米大統領が北朝鮮との友好ムードを前面に押し出すなか、対北朝鮮強硬派、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の動向が注目されている。首脳会談に同席するためシンガポールに同行するとの報道がある一方、北朝鮮代表団を刺激しないよう会談に参加せず、代わりに同じ日に台湾で開かれる米国代表機関事務所の完工式に出席するとの見方まで浮上している。

     米ブルームバーグ通信は5日、米朝首脳会談が開かれるシンガポールへの米側代表団に、ポンペオ国務長官やケリー大統領首席補佐官らと共にボルトン氏が参加すると報じた。

     だが、就任前に北朝鮮の政権転覆を主張していたボルトン氏を北朝鮮は強く警戒している。4月末にはボルトン氏がテレビ番組で、非核化の方式として「リビア方式」の適用を提唱したことに態度を硬化。ボルトン氏を名指しで批判したうえで首脳会談中止を警告した経緯がある。

     そのため、トランプ政権が、首脳会談での融和ムード醸成にボルトン氏が障害となると判断してボルトン氏を遠ざけるのではとの観測がくすぶり続けている。今月1日に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の最側近、金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長がホワイトハウスでトランプ氏と会談した際、安全保障政策の責任者であるのにボルトン氏は同席しなかった。外交関係者によると、直前まで大統領執務室にいたものの席を外すよう要請されたという。トランプ氏や米朝協議を主導してきたポンペオ氏の意向とみられる。

     米朝協議に関連してボルトン氏の存在感が低下するなか、浮上しているのがボルトン氏の台湾派遣説だ。米紙ニューヨーク・タイムズなどは、12日に開かれる米国代表機関、米国在台協会(AIT)台北事務所新庁舎の落成式に、親台湾派で知られるボルトン氏が出席する構想があると報じている。落成式を巡っては、米台の高官交流に強く反発する中国に対し、ムニューシン財務長官が「閣僚級を派遣することはない」と確約しているが、ボルトン補佐官は閣僚ではないため台北入りの臆測が消えていない。

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