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襟替え当日。男衆さん(右)とともに、少し緊張した面持ちで屋形を出てあいさつ回りに向かった=京都市東山区で2018年5月25日、川平愛撮影

 太陽がひときわ輝いた5月25日。京都市中心部にある花街・祇園甲部の舞妓(まいこ)・茉利佳(まりか)さん(20)が「襟替え」の日を迎えた。黒紋付きの正装で屋形(置き屋)を出ると、無数のフラッシュを浴びる。集まった大勢の人々に笑顔を返し、舞の師匠やお茶屋など約70軒を一軒ずつあいさつして回った。「おたのもうします」--。「芸妓・茉利佳」が誕生した瞬間だった。

 舞妓が芸妓になることを「襟替え」と呼ぶ。舞妓は赤地に華やかな刺しゅうを施した襟だが、芸妓は清楚(せ…

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