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前略おへその穴から

男子の傘は消耗品=前川さなえ /愛知

 梅雨の季節ですね。小学生男児のお母さま方、傘の買い置きはちゃんとありますか。おや「傘の買い置き?」と首をかしげる女の子ママさんたち、ご存じない。小学生のボーイズにとって、傘は消耗品なのですよ。

     というかまず、傘を雨具として使っていませんね。ぶん回してひっくり返し雨水をためるのは基本中の基本。その他に戦いごっこの剣など武器として使う、バットやゴルフクラブ代わりにして松ぼっくりを打つ、道端の草をほじくり抜く、歩きながら先端をフェンスに滑らせてグリッサンド奏法さながらメロディーを奏でる、穴があったらとりあえず刺す、風の強い日に広げて高いところから飛び降りて足ひねる。こういうことを雨ふりのたびにやっているのだからすぐ折れます、破れます、穴あきます。あと、だいたい持ち歩くときは引きずっているので、先っぽはだんだん削れていきます。話それるけど子どもの水筒って絶対にアスファルトに落としたザギザギの痕がありませんか。

     そんなわけで雨の日は傘を持っていようがいまいが、たいていびしょぬれになって帰ってくる男子です。女の子にとっては傘はむしろファッションアイテムなので、ピンクのドットだったり水色のボーダーだったり、なんならリボンや縁にヒラヒラもついてたりしておしゃれなのに。まあ前提として女子は傘をちゃんと傘として差しているけれども。男子でも1年生くらいだとまだ親も恐竜柄とか英字ロゴがバーンと入ったデザインのとか持たせてるけど、高学年になると「もう黒か紺でも持っとけ」って感じで安いの買いだめしちゃいますね。これうちだけか?

     それから靴下は「いつのまにか片方だけなくなるもの」なので、無地で左右区別のない同じ色の靴下をそろえています。組み合わせが自由なのでどちらかが行方不明になってもスペアになって便利。かしこ。


     ■人物略歴

    まえかわ・さなえ

     1980年三重県四日市市生まれ。名古屋造形芸術短大卒。グラフィックデザイナーの夫と「デザイン工房はりまや」を設立し、2児の母のイラストレーターとしてコミックエッセーを発表。最新刊は「ハンドメイドで楽しい毎日! わるのりてづくり」(二見書房)。

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