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木村蒹葭堂邸跡の碑=大阪市西区北堀江4で、松井宏員撮影

 ◆大阪市西区

気前よかった「聞人」

 高台橋(たかきやばし)公園を歩きながら、大阪案内人の西俣稔さんが「ビルが公園に背中を向けてるでしょ。ここが堀江川やった名残です」。西へと歩き、あみだ池筋を渡ると、車道が盛り上がっているのが分かる。堀江川の堤防跡がくっきり残っているのだ。

 さらに新なにわ筋を渡って、大阪市立中央図書館前にやって来た。西俣さんの目当ては「木村蒹葭堂(けんかどう)邸跡」の碑だ。博学多才で聞こえた当時の大坂を代表する町人学者で、書物や書画、美術品、動植物の標本など、さまざまな珍品を収集したコレクターでもあった。

 学者といえば偏屈かと思いきや、気前よく閲覧させ、あまつさえ貸し出しまでしていた。「図書館と美術館を…

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