米国

ZTE制裁解除 罰金条件、経営陣も刷新

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 【北京・赤間清広、ケベック(カナダ)清水憲司】米商務省は7日、中国通信機器大手、中興通訊(ZTE)に対する制裁解除で同社と合意したと発表した。米中間の懸案の一つが取り除かれた形だが、米国内には制裁解除に対する批判も根強く、今後も両国の火種となりそうだ。

 米商務省は4月、北朝鮮などへの禁輸措置に違反したとしてZTEに対する米製品の販売を7年間、禁じる措置を発動。ZTEはスマートフォンなどの製造に必要な半導体などの基幹部品が調達できなくなり、経営危機に陥っていた。

 ZTEは中国にとって華為技術(ファーウェイ)とともにハイテク通信分野の最前線に立つ「看板企業」。習近平国家主席はトランプ米大統領に直接、対処を求めるなど制裁解除に血眼になった。

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