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科学 自然を守る 「気づく」から始める

田中たなか泰義やすよし 毎日新聞まいにちしんぶん 医療福祉部長いりょうふくしぶちょう

 NHKで放送中ほうそうちゅう連続れんぞくテレビ小説しょうせつ半分はんぶんあおい。」のヒロインは、岐阜出身ぎふしゅっしんという想定そうていです。ヒロインが、師事しじする人気漫画家にんきまんがかに「岐阜ぎふ山猿やまざる」とばれる場面ばめんがあります。岐阜出身ぎふしゅっしんわたしも、都会育とかいそだちの友達ともだちおなじようにわれました。そこでづいたのは「わたし古里ふるさとには、自然しぜんがある」ということでした。きよらかなかわ樹液じゅえきあつまるカブトムシに、うるさいほどのカエルのごえ。ただ、当時とうじわたしは、この風景ふうけいたりまえで、まもるべき存在そんざい意識いしきしていませんでした。

     環境省かんきょうしょうは6がつを「環境月間かんきょうげっかん」と位置いちづけています。とくに5いつかは、国連こくれん環境保全かんきょうほぜんへの意識いしきたかめてもらう「世界環境せかいかんきょうデー」にさだめています。1972ねんのこの、スウェーデンで「国連人間環境会議こくれんにんげんかんきょうかいぎ」が開幕かいまくしました。戦後せんごの50~60年代ねんだいは、先進国せんしんこく経済発展けいざいはってんともなはいガスや汚水おすい、ごみが急増きゅうぞうしたため、環境かんきょうへの危機感ききかん芽生めばはじめた時期じきです。この会議かいぎは、「かけがえのない地球ちきゅう」を標語ひょうごに、各国かっこく環境問題かんきょうもんだいもうとはじめて足並あしなみをそろえた歴史的れきしてき出来事できごとでした。

     今年度こんねんど環境月間かんきょうげっかんのポスターは、躍動感やくどうかんあふれるウミガメの親子おやこいた神奈川県洗足学園小学校かながわけんせんぞくがくえんしょうがっこう年生ねんせい谷田部里咲やたべりささんの作品さくひんです。最近さいきん、レジぶくろやペットボトルなどは、紫外線しがいせんなみちからこまかいプラスチックとなり、ウミガメをはじめとするうみもの体内たいない蓄積ちくせきし、深刻しんこく影響えいきょうあたえる、と心配しんぱいされています。環境省かんきょうしょうは「ポスターをとおして問題もんだい身近みぢかかんじてほしい」とし、「~ちいさなこころがけが、いのちまもる、環境かんきょうまもる~」というメッセージもえました。ペットボトルなどをポイてしないようにこころがけたいですね。

     いまわたし都会暮とかいぐらしですが、以前いぜんことなり野鳥やちょうのさえずりやかわいらしいはな存在そんざいづきます。発見はっけんのこつは、あしではなく、ゆっくりあるきです。通学路つうがくろためしてみてください。


     医学いがく地球温暖化ちきゅうおんだんか原発げんぱつなどを担当たんとう学生時代がくせいじだいはオーロラを専攻せんこうした理系人間りけいにんげん本物ほんものたくて休職きゅうしょくし、アメリカのアラスカ大学だいがく留学りゅうがく。40だいでバイオリンをはじめた。1966年岐阜市生ねんぎふしうまれ。

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