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時代の風

警句から見る日本政治 「大うそ」と「統計」の悪用=京都大教授・中西寛

=太田康男撮影

中西寛(ひろし)

 英語でよく使われる決まり文句に「うそ、大うそ、統計」という言葉がある。19世紀末に米文学者のマーク・トウェインが、英国の政治家ディズレーリの言葉として紹介して有名になった。だがディズレーリがこの言葉を使った痕跡はなく、この言葉の本当の発明者は確定されていない。意味するところは、小さなうそ、大きなうそ、そして客観的に見える数字で作るうその順に罪が重い、といった趣旨で、風刺家として有名なトウェインらしく、ユーモアを交えた表現である。

 現政権の状況を見るとこの警句を思い出さざるを得ない。森友学園や加計学園、陸上自衛隊の日報問題などに…

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