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もとをたどれば

コンコルディアFG 顧客のために「心を合わせ」

 神奈川県が地盤の横浜銀行と、主に東京都心で展開する東日本銀行を子会社とする金融持ち株会社。総資産は18兆6600億円(2018年3月期)で、地方銀行グループで最大規模を誇る。

     2016年4月の設立を前に、両行内で社名を公募。「地銀ジャパン」「かなえ」などさまざまな候補の中から選ばれたのが「コンコルディア(Concordia)」だった。ローマ神話に登場する女神の名で、調和や協調を意味する。ラテン語の「Con(一緒に、共に)」と「Cordia(こころ)」が語源だ。

     オシャレな横文字を提案したのは、横浜銀の50代の支店長ら2人。片岡達也経営企画部長は「顧客のために、心を合わせて取り組んでいくという新しいグループの理念と、うまくマッチした」と振り返る。旧行名、地域名を掲げなかったのは「他の金融機関が今後入ってくる可能性を考え、『2行だけ』という閉鎖的な印象を避けたかった」(片岡氏)からだ。

     横浜銀は安定した資金調達、東日本銀は中小企業への積極的な融資が特長だ。両行を一体化する「合併」だとお互いの強みが薄れると判断し、持ち株会社にそれぞれぶら下げる形とした。スタートは上々で、経営統合による相乗効果は116億円(18年3月期)と当初計画の3倍だという。

     人口減少や日銀のマイナス金利政策などの影響で、地銀の経営環境は年々厳しくなっている。再編機運が高まる中、コンコルディアが台風の目になる可能性もある。【鳴海崇】

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