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ストーリー

俳優・中村敦夫さんの怒り(その2止) 未来見つめる表現者 朗読劇「線量計が鳴る」で行脚

 

原発事故、戦犯いる

 東京・西新宿。ビルの壁に囲まれた交差点を人と車が行き交う。「ふと、荒野をさまよっている気分になるんですよ。こうして雑踏を歩いていてもね」。俳優の中村敦夫さん(78)は歩みを止め、虚空を見詰めた。2年前、俗世のしがらみを断つために在家のまま出家し、僧籍に入った。言葉が求道的な色彩を帯びる。

 「今、100年後のことを考えていたんです。ここにいる人たちは誰も生きてはいないなって。同じように、…

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