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発言

医療現場参考に文書管理を=前田達浩 山本・前田記念会前田病院副院長

前田達浩 山本・前田記念会前田病院副院長

 森友問題に関わる財務省決裁文書改ざん問題は、文書管理とそれに伴う責任について、行政機関と医療現場では認識に乖離(かいり)があるように思える。組織構造の違いがあるとはいえ、それが率直な感想だ。なぜそう思うのか、医療現場の文書管理を紹介しながら考えてみたい。 

 大変残念なことではあるが過去を含め医療現場では診療録改ざん、事実隠蔽(いんぺい)などによる医療訴訟、刑事民事裁判はいまだ存在する。その一方、こういう事態が起きないように、文書改ざんや虚偽発言を予防するさまざまな仕組みが確立されている。これが電子カルテによる公文書作成、診療録作成管理である。

 診療録改ざんは刑法上、虚偽公文書作成、私文書偽造・変造、証拠隠滅などの罪に相当する場合がある。電子…

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