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詩歌の森へ

『塚本邦雄の宇宙』=酒井佐忠

 戦後短歌最大の巨匠、塚本邦雄の作品を評論家として支えた菱川善夫。従来の短歌のシーンを変えた塚本の仕事は、盟友の菱川の理論とともにあった。菱川が亡くなる2週間前まで続けた代表歌500首についての講義が、菱川の地元・札幌のカルチャーセンターで行われた。その内容が『塚本邦雄の宇宙』(1・2)の2巻にまとまり短歌研究社から刊行された。短歌に全てを賭けた巨匠と評論家の熱い息吹が伝わる。

 <カフカ忌の無人郵便局灼けて頼信紙のうすみどりの格子>。歌集『緑色研究』。ユダヤ人を両親とするカフ…

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