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 バラがデザインされたボトルからもくもくと立ち上るピンクの煙--。無添加せっけん製造販売のシャボン玉石けんが、洗剤や柔軟剤に添加される香料をイメージした広告を作った。添えられた「日本に新しい公害が生まれています」のメッセージが刺激的だ。

     そのデザインは、本社を置く北九州市でかつて社会問題化した工場の煙による大気汚染を連想させる。問題視するのは、香りの害と書く「香害(こうがい)」だ。

     人に活力を与え、あるいはリラックスさせる香りだが、好みは分かれる。ある人には良い香りも、一方で嫌だと感じる人がいる。夏を迎え汗のにおいを抑えるエチケットのつもりが、逆効果に。職場や学校で服に残ったさまざまな香りが混じり合い、特に化学物質過敏症の患者にとっては生活の支障となるほど切実な問題だという。

     「香りを否定するものではありませんが、人工的で過剰な香りが他人を不快にさせ、体調不良を引き起こすことを知ってほしい」とシャボン玉石けんの担当者は狙いを語る。周囲を考え、控えめを意識したい。【石田宗久】

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