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京都造形芸術大

学生22人、「キャッツ」の舞台美術制作 劇団四季と提携、プロのノウハウ学ぶ /京都

劇団四季のミュージカル「キャッツ」の舞台美術を制作する学生ら。実物の3倍の大きさで再現している=京都市左京区の京都造形芸術大で、菅沼舞撮影

 京都造形芸術大(京都市左京区)の学生22人が、8月11日に東京で開幕する劇団四季のミュージカル「キャッツ」の舞台美術の一部を制作している。「キャッツ」は都会のごみ捨て場を舞台に個性豊かな猫たちの生きざまを描いた作品で、舞台美術は壊れたバイクや空き缶などの「ごみ」が中心。今月中旬からの搬出に向け、作業は佳境に入っている。【菅沼舞】

    「都会のごみ」50点 8月開幕、東京公演で使用

     若い世代の感性と想像力を生かし、演劇に参加する喜びを知ってもらおうと劇団四季と同大学が提携。劇団四季にとって産学連携の取り組みは初という。

     今年1月に学生の選考があり、舞台芸術、美術工芸、映画などさまざまな学科から計22人を選抜。3月から劇団四季の小道具担当の指導の下、学内工房「ウルトラファクトリー」で作業が始まった。

     制作するのは大小約50点の「うち捨てられたごみ」。猫から見た大きさにするため、実際の3倍の大きさで再現した。実物を分解して設計図を作り、さびや壊れを施すなど細部にこだわった。観客との距離や運びやすさ、公演日程の制約があるため、軽い素材を使ったり、見えない部分は作り込まないなど、舞台ならではの方法もあり、学生は授業の合間などに取り組んでいる。

     リーダーで舞台芸術学科3年の沼口りずむさん(20)は「観客目線からは100%にこだわらなくていい部分もあり、プロの考え方を知ることができるいい機会。授業では使えない素材で作ることもできて楽しい」と話す。完成した「作品」は8月初めに東京キャッツシアター(東京・品川区)で学生が飾り付ける。

    〔京都版〕

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