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25年万博

大阪誘致 「驚きの実験室に」 山中教授訴え

博覧会国際事務局の総会でスピーチする京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥氏=パリのOECDカンファレンスセンターで

 【パリ津久井達】2025年国際博覧会(万博)の開催地に立候補している日本(大阪)、ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)は13日、パリで開催中の博覧会国際事務局(BIE)の総会で、11月の開催地決定を前に、事実上最後となるプレゼンテーションに臨んだ。日本は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、ノーベル賞受賞者の京都大iPS細胞研究所長、山中伸弥教授(55)を発表者に起用し、大阪での開催を訴えた。

     山中氏は大阪出身。スピーチは英語で行われ、8歳の時に1970年の大阪万博を見学して興奮したという思い出を紹介し、「世界中からやってくる未来の科学者たちを魅了してやまない、驚きの実験室になる。48年前の私にとってまさしくそうだった」と万博の魅力をアピールした。

     また、自身がノーベル医学生理学賞を受賞したiPS細胞発見のエピソードも披露し、「命の果てない神秘の扉を開いてくれる鍵は、科学に違いない」と述べた。

     プレゼンは会場のOECDカンファレンスセンターで現地時間の正午前に始まり、ロシア、アゼルバイジャン、日本の順で各国30分ずつ行われた。

     世耕弘成・経済産業相も登壇し、「経費の心配は無用です」と強調。発展途上国を中心とした約100カ国に1カ国あたり220万ドル(約2億4200万円)の財政支援と担当専門家のサポートを日本政府が提供すると約束した。

     立候補国によるプレゼンは昨年6月と11月に続く3回目。3カ国の開催計画は12日の総会で承認され、11月23日の総会でBIE加盟170カ国の投票により開催地が決まる。

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