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メディア時評

新聞も意識を変えてこそ=藤田結子・明治大教授

 雑誌には女性誌・男性誌があるが、新聞は女性紙・男性紙とはいわない。でも近ごろ私は疲れ目なのか、毎日新聞の紙面がときどき男性紙に見えてしまうのだ。

 5月17日の社説「女性候補を増やす法律 政党が意識を変えてこそ」は、政治分野における男女共同参画推進法を取り上げている。この法は、「選挙の際に男女の候補者数ができる限り半々になるよう、政党に自主的な努力を求めている」。ならば、新聞の紙面はどうだろう。毎日新聞は他紙と比べて女性や少数派に寄り添っていて、その点は大いに評価されるべきだ。しかし、紙面上の登場人物や視点が男性に寄り添いすぎじゃないか、と思うときがある。

 実際に数えてみた。まず、時事ニュースについて識者に見解を聞く「論点」。5月の論者32人のうち男性が…

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