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FRB

3カ月ぶり利上げ 年4回にペース加速へ

 【ワシントン清水憲司】米連邦準備制度理事会(FRB)は13日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、今年2回目となる利上げを決めた。政策金利を0.25%引き上げ、1.75~2.0%にする。米経済は好調に推移しており、年内の利上げ回数は従来の「3回」から「4回」に増える見通し。会合後の声明文も大幅に書き換え、来年にかけ金融引き締めに向かうことも示唆した。

     金融政策を決めるFOMCで全会一致で決めた。利上げは3月以来3カ月ぶり。利上げペースが加速すれば、新興国に流れていた投資マネーの米国回帰が強まる可能性がある。

     パウエル議長は会合後の記者会見で「経済成長、雇用市場ともに強い。インフレ率も目標に迫っている」と述べ、景気・物価両面で米経済が好調だと強調した。ただ、インフレ率は「(目標の2%が)持続するまでは勝利宣言する状況でない」とし、一時的に2%を超えたとしても、今後の利上げペースに大きく影響しないとの考えを示した。

     声明文では景気判断について、前回5月の「緩やかに」から「経済活動は堅調に上昇してきた」と上方修正した。これまで利上げを急がない姿勢を示そうと盛り込んできた「政策金利はしばらくの間、長期的に通用する水準を下回る」との文言を削除した上で、今後も利上げを続けた場合、政策金利は景気を長期的に加速も減速もさせない水準(3%前後)まで達するとの見通しを示した。

     今後の利上げペース見通しは、年内にあと2回の追加利上げを見込む。来年は3回となる見通しで、来年末には政策金利の水準は3%超を見込む。また、経済・物価見通しは、今年の実質国内総生産(GDP)伸び率が2.8%となり、3月に比べ0.1ポイントの上方修正。インフレ率も2.1%と0.2ポイント引き上げた。

     一方、パウエル氏は来年1月から、すべてのFOMC会合(年8回)後に記者会見を開く方針を表明した。現在は2回に1回のペースで行っている。

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