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W杯

V候補 開幕前日、前代未聞だらけ…スペイン代表 ロペテギ監督解任(スポニチ)

 W杯ロシア大会の開幕前日に、前代未聞の解任劇が起こった。スペイン協会は13日、代表のフレン・ロペテギ監督(51)の解任を発表。電撃解任の原因は、同監督が12日にスペイン1部の名門レアル・マドリードの新監督に来季から3年契約で就任することが発表されたことだった。

     先月、スペイン協会はロペテギ監督との契約を20年まで延長したばかり。13日にベースキャンプ地のクラスノダールで会見した同協会ルビアレス会長は「我々が(Rマドリードとの)契約について知らされたのは、発表の5分前。協会の契約下にあるにもかかわらず、我々には何の連絡もなかった。このような行動は許されない」と協会に無許可でRマドリードと交渉し、契約を結んだことを解任理由に挙げた。

     ロペテギ監督は、指導者転向後の08~09年に古巣RマドリードのBチームを指揮。その後、世代別のスペイン代表を率いて実績を残し、17年6月に名将デルボスケ前監督の後任としてフル代表の指揮官に就任した。教え子のMFイスコら若手を抜てきして世代交代に成功し、W杯ロシア大会の欧州予選を無敗で突破。就任から通算20戦無敗の好成績を残し、本大会も優勝候補に挙がっていた。

     後任は元同国代表DFで代表の強化責任者を務めるフェルナンド・イエロ氏(50)に決定。監督経験が16~17年オビエドでの1年のみという新指揮官が、わずか2日後の1次リーグ初戦(15日)で強豪ポルトガルを相手に初采配を振ることになる。

     <高まるレアル批判>スペインの地元各紙は13日、電子版の速報で監督交代劇を大々的に報道。更迭の原因をつくったRマドリードに対する批判は高まっており、スポルト紙は「Rマドリードの代表へのミサイル(攻撃)」、ムンド・デポルティーボ紙は「ロペテギ爆弾」と伝えた。マルカ紙によると、Rマドリードが同協会に支払うロペテギ監督の契約解除に伴う違約金は200万ユーロ(約2億6000万円)だという。(スポニチ)

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