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犀川のほとりで

あにいもうと=室生洲々子 /石川

 祖父の小説のいくつかは、映画や舞台、テレビドラマになっている。中でも一番多く取り上げられているのが、昭和九年「文藝春秋」に発表された作品「あにいもうと」である。

 この作品は昭和二八年に、成瀬巳喜男監督、京マチ子さん主演で映画化された。この初めての映画を祖父は、とても気に入ったらしく、

多摩川園内の映畫館に「あにいもうと」を見に行く、/上映半年ぶりで初めて見たが、まづ成功したといつてよい、/成瀬監督のこまかさがよく行きとといてゐる。/監督といふものが映畫を知つてゐることでは、我々しろうとはとても追付けないものを持つてゐる。/どこがうまく行くか、受けるかを先きに見抜いてゐる。/京マチ子の聲(こえ)はたまごのように圓(まる)い。

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